会津大学では2019年5月24日に会津大学第4回ロボットシンポジウムを開催しました(https://www.u-aizu.ac.jp/information/post-20171151.html)。
ロボットシンポジウムは10:00~15:00の時間帯で、主に以下の4つの構成で行われました。

  1. 研究成果発表…大学教員と連携企業による成果発表
  2. パネルディスカッション…「情報システムとしてのロボット」のテーマで、各分野でのロボットについて意見交換
  3. 企業ブース展示、ポスターセッション、プロジェクト別デモンストレーション…連携企業の成果展示、デモンストレーション
  4. プロジェクト統合デモンストレーション…災害対応ロボットSPIDERを使い、WRS2018でのタスク再現デモ、SPIDERを改良したgiraffeのデモ

本年は100名ほどの来場者がありました。平日の開催ということもあり、例年より少ない70名ほどの来場者を見込んでおりましたが、予想を上回る来場者数に福島県内企業などのロボットへの関心がさらに高まっていることを実感しました。

FSKブース

弊社FSKは、企業別ブースにロボット教育関連やRTC-Library-FUKUSHIMAについて展示しました。一番奥の部屋で、足を運んでもらえるか不安だったのですが、多くの方の訪問があり、また質問もいただきました。質問に多かったのが、今後の講習会についてでしたので、ここで本年度の講習会の大まかな予定をお知らせします。
本年度も新しい講習会を開発する予定です。開催は下期になります。

  • 昨年度に引き続き、「デュアルウェア講習会」を継続して開発します。
  • シミュレータ「Choreonoid」の使い方、モデルの作り方などの講習会も開発、開催します。

開催については事前にRTC-Library-FUKUSHIMAでお知らせします。

ロボットシンポジウム準備

FSKはプロジェクトマネージャー補助関連も請け負っており、ロボットシンポジウムの準備も行いました。スケジュール管理から各企業のポスターの作成の依頼、成果発表資料作成の依頼、成果発表会場レイアウトの考案、統合デモレイアウトの考案などを会津大学と一緒に行いました。はじめての準備作業で抜けがないか確認しながら行い、何とか無事に執り行うことができました。

ちょっとしたトラブル…予想外の出来事で急遽発表経過時間の伝え方を変更しました。
準備も大体うまくいっている!と思いながらも予想外だったのが成果発表の発表者は前にでて話す方が多かったこと。当初は発表卓上で、卓上のPC画面を見ながら発表することを予想し、発表経過時間を卓上でお知らせすることを考えていたのですが、発表者が卓から離れてしまっている…ということで急遽反対方向で違う方法で伝えることになりました。発表者の機転でその伝達方法にも気付いてもらえ、時間設定ぴったりの発表をしていただきました。発表者に感謝です。


株式会社FSK 産業システム部
荒川 弘栄
馬上 雄
穴澤 剛士