RTCライブラリふくしま!RTC-Library-FUKUSHIMA!!
(株式会社FSK システム事業部産業システム部 荒川弘栄)
はじめまして!
株式会社FSKの荒川と申します。
このRTC-Library-FUKUSHIMA(https://rtc-fukushima.jp)のサイトを会津大学とともに構築しました。
弊社、株式会社FSKは、福島県いわき市にあり、自治体を中心としたコンピュータ関連業務を行っております。会津大学とは車での高速道路等の実測で120km、約1時間50分の場所にあります。いわきは雪がほぼ降りませんが、会津地方は雪が多く、冬の移動は最大レベルの注意が必要です。
さて、会津大学と弊社が作成したこのサイトについてご紹介します。まずはトップページの説明をそのままご覧ください。
「RTC-Library-FUKUSHIMA」はコンポーネント検索、登録、閲覧用のライブラリ、教育資料やガイドラインをまとめたドキュメント、会員同士が意見交換を行えるフォーラム機能を提供いたします。このデータベースを活用し、事業者がロボットに適したプログラムを取り出し、組み合わせることで、新規ソフトウェア開発を容易にすることが可能となり、様々なロボットの効率的な開発及び品質向上に資することを目指しております。
ライブラリには現在40以上のコンポーネントが登録されています。これらを再利用してもらい、また、フォーラムなどで問題解決を迅速に行ってもらうことにより、コスト削減、開発期間の短縮化、高品質化を目指します。また、それは、ロボットのソフトウェア開発の効率化を促進させ、新たなソフトウェア開発者への投資や他資源への投資などに活用してもらうこともできるようになると考えております。登録されるコンポーネントは今後も増える予定です。コンポーネントの使い方などのマニュアルも充実していますので、実用やRTCの勉強に活用してください
弊社ではさらに、ロボットを動作させるRTコンポーネントを作成するための教育、教材開発についても担っています。その一つとしてRTミドルウェアの講習会も開催しており、平成29年2月現在までで4回、約70名の方に受講してもらいコンポーネントを再利用しながらRTミドルウェアでロボットを動かすことを学んでいただきました。講習会は今後も開催する予定で、開催内容は当サイトでご案内します。これらの機会を活用しロボットのソフトウェア開発に役立てていただけると幸いです。
株式会社FSK システム事業部産業システム部
荒川 弘栄