トンネル災害対応(シミュレーション)
WRSトライアル in 長岡2019 会場入口

車両および周辺の調査・救助タスク

トンネル災害対応(シミュレーション)WRSトライアル in 長岡 2019

8/16~17にトンネル災害対応(シミュレーション)WRSトライアル in 長岡 2019(https://sites.google.com/view/wrs-tunnel-trial)に参加するため、新潟県の長岡市に行ってきました。
会場の最寄り駅、長岡駅を出るとすぐに商店街通りとなっており、会場までの道のりを昔ながらの街並みを楽しみつつ歩いて移動しました。
WRSトライアルが行われた会場は、駅から徒歩5分ほどの”まちなかキャンパス長岡”です。
参加チームは、会津大学(REL/UoA)の他にTeam TNK、Rogiken、MASARU Season3、con motoの計5チームが参加しました。
また、会場に行く道中ではアオーレ長岡という会場で”ロボカップジャパンオープン2019長岡 レスキュー実機リーグ”が行われており、こちらにも会津大学(REL/UoA)は参加し、初出場で総合4位という素晴らしい結果だったそうです。

シミュレーション競技の日程

8/16(金) 9:00~ システム設営
13:00~ 各チームのセットアップ、準備
8/17(土) 10:00~ トライアル

World Robot Summit 2018とトライアルの違い

今回のWRSトライアルでは、”車両および周辺の調査、救助”タスク、”経路の確保”タスク、”消火作業”タスク、”トンネル壁面、付帯設備の点検”タスクの計4つのタスクが行われました。
WRS2018では格子状の規則的な凹凸が設置されていましたが、今回は全てのタスクにカプセル型の瓦礫が設置されており不安定な足場での作業となったため、WRS2018の決勝戦で使用されたタスクと同等かそれ以上の難しさでした。

今後の課題

今回は準備不足なども重なり1台のロボットでの挑戦となりましたが、ロボットのカメラの取り付け位置が悪いせいでQRコードの読み取りを行えなかったり、足場が不安定なため工具を使用した作業が難しかったです。今後はその辺りの改善が必要となってくると思いました。


株式会社FSK 産業システム部
穴澤 剛士