第20回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会 会場 入口

発表の様子

RTミドルウェアコンテスト2019

第20回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(https://sice-si.org/conf/si2019/)内で開催されたRTミドルウェアコンテスト2019(https://www.openrtm.org/openrtm/ja/content/rtmcontest2019)に参加してきました。
計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会は大学関係者だけではなく、企業の方々も参加し、自分の研究成果を発表する講演会です。その中で開催されたRTミドルウェアコンテストはロボット技術の蓄積と共有を図るために、RTミドルウェアを使用したツールや作品を発表する場になります。
私は今回会津大学が行なってきたロボット教育についての発表を行うのでその共著者として参加しました。我々は「ロボット人材育成を目的とした実践的ロボットプログラミング教材の開発」のタイトルで発表してきました。

発表

発表は事前審査とプレゼンテーションで行われます。事前審査は、自分の作品をWEBにアップロードし審査をしていただき、プレゼンテーションは当日に自分の作品について発表しました。コンテストの順位は、この事前審査とプレゼンテーションの内容で決まります。我々は今まで実際に行ってきた講習会の内容について発表しました。

結果

我々は「日本ロボット工業会賞」「ベストサポート賞」のダブル受賞になりました。豊富なドキュメントの量と何よりすでに実際に使われているという点が評価されて受賞となりました。


日本ロボット工業会賞

ベストサポート賞

他の方の発表

RTミドルウェアコンテストには11件の応募があり、大学、企業、そして高校生と幅広い人たちが熱い発表を繰り広げていました。私が気になったのは「サービスロボットによるプレゼンテーション代行」という発表でした。これは会場で実際にサービスロボットにプレゼンテーションをさせたため、会場が大いに沸き、分かりやすく、印象に残りました。

感想

会津大学に同行させてもらいながら、このような貴重な体験をさせていただき、私の経験値も上がりました。周りの皆様に感謝です。


株式会社FSK 産業システム部
馬上 雄