【2025年度】第11回会津大学ロボットシンポジウム
INDEX
第11回会津大学ロボットシンポジウム 開催のお知ら
【日 時】2026年5月22日(金曜日)13時00分~16時00分(開場12:30)
【場 所】会津大学先端ICTラボ(LICTiA)
【内 容】
13:00 開会挨拶 会津大学 副理事長兼副学長 岩瀬 次郎
13:05 本学教員による研究成果報告
① 成瀬 継太郎 教授
「2025年度産学連携研究開発の概要」
② アキラ・シリビーラ 准教授
「Towards Agentic Web3 for Society 5.0-driven Smart City」
③ 矢口 勇一 上級准教授
「無人航空機の実利用のために - 屋外・屋内利用とマッピング」
④ 山田 竜平 准教授
「極限環境探査を目指したロボット技術研究2025」
⑤ 渡部 有隆 教授(資料のみ)
「RT-Middlewareに基づく Internet of Robotic Things システムの通信高性能化」
13:55 委託企業による研究成果報告
① 株式会社東日本計算センター
「クラウドロボティクスインターネット分散システム」
② 株式会社FSK
「混雑を避けて移動するロボットナビゲーションシステムの研究開発」
③ 株式会社日本アドシス
「不確実性を考慮した経路計画・ナビゲーション」
④ アクアクルー株式会社
「動力制御盤遠隔操作ロボットシステム長期安定化技術の研究開発」
⑤ 株式会社ハマ(オンライン発表)
「リアルタイム3D概形マッピング・物体認識ドローン開発」
15:25 全体総括と今年度の計画 会津大学 成瀬 継太郎 教授
閉会ご挨拶と実機デモご案内 会津大学 復興創生支援センター 加藤 拓也 特任教授
15:30 実機デモ、質疑応答、情報交換、名刺交換等交流
~16:00
はじめに
会津大学 副理事長兼副学長
岩瀬 次郎
皆さんこんにちは。
会津大学副理事長の岩瀬です。
会津大学のロボット事業は、浜通りの復興を目指す福島イノベーションコースト構想の一環として、2015年から開始されました。3年を1ステージと称していますが、既に10年を越え、現在、ステージ4の最終年度に入っております。Cloud Robotics、サイバーフィジカルなど情報工学視点のロボット技術開発の方針のもと、RTF利活用の上、社会実装に向けた取り組みを推進しています。
ロボット事業の成果や経験は人材育成の復興知事業やF-REIの研究につながっています。2021年度から5年間の復興知事業は昨年度終了し、南相馬市、企業との連携による浜通り若手人材育成として国からも高い評価を受けました。今年度は新たな国の事業への提案も行っています。F-REI研究ではロボットシミュレーターと繋がったスマートプログラミング環境、性能評価という世界に類を見ない開発環境の構築が始まっています。
このロボット事業は会津大学最大の産学連携プロジェクトです。県内企業を中心とした18社/機関、約200人を擁するARDuCコミュニティこそが当ロボット事業の強みです。今までにも、「先端ICT×ロボット」として多くの成果が生み出されました。当事業の成果や人材を活かして、他の事業に拡大されている企業も多く、事業化の広がりも大きな成果と思います。
本日の第一部では先進研究、第二部では参加企業の開発成果を報告し、実機デモや情報交換も行います。本シンポジウムが、参加者の皆様にとって有意義な情報交換の場となり、新たな連携、ビジネスにつながることを期待しております。
2025年度プロジェクト概要
プロジェクトリーダー
成瀬 継太郎 教授
我々は2021年度から2023年度までの期間をステージIIIと呼び、サービスロボットシステムの研究開発に取り組んできました。ロボットの作業空間にある物体、例えば机や椅子の位置が変化すると移動ロボットの経路をつくるための地図を変更する必要があります。従来はシステムを停止して地図の再生成を行っていましたが、この研究開発では天井に配置したカメラから自動的に机や椅子の配置の変化を検出し、自動的に地図の更新を行うことを可能にしました。
一方、2024年度から2026年度までの期間をステージIVと名付け、より広範囲の応用事例に適用するための技術開発を行っていました。例えば、(a)ロボットの作業空間とロボットを管理する人が離れた位置にありインターネット通じて制御する、(b)机や椅子だけでなくたくさんの人の位置を検知してそこを避けてロボットが移動できるシステム、(c)物流倉庫のような巨大な空間での移動ロボットシステムなどです。さらに(d)遠隔地にある機器をインターネット越しに監視・制御するシステム、(e)屋内調査用のドローンに研究開発にも取り組んでいます。
ステージIIIからステージIVへの技術の発展と、各テーマ間の技術の相互関係は上の図のようになっています。本シンポジウムではステージIVの中間年度の研究開発の成果を発表します。
産学連携研究報告【教員】
RT-Middlewareに基づくInternet of Robotic Thingsシステムの通信高性能化
無人航空機の実利用のために - 屋外・屋内利用とマッピング
Towards Agentic Web3 for Society 5.0-driven Smart City
産学連携プロジェクト報告【企業】
ARDuC(会津ロボットデュアルウェア研究会)について
2015年「RTC開発者全体会議」と称した、プロジェクトに関連する企業との情報交換会を開始した。2016年には、「RTCライブラリふくしま研究会」へと改称し、各プロジェクトの成果報告のほか視察会、講師を招聘しての勉強会などを毎月開催している。 現在は、名称を「会津ロボットデュアルウェア研究会(ARDuC=アーダック)」とし、協力企業15社と福島県ハイテクプラザ、国立研究開発法人産業技術総合研究所、公立大学法人会津大学を含めた18団体の合計64名(2026年3月現在)が所属しています。
【企業・団体】
株式会社アイザック、株式会社東日本計算センター、株式会社FSK、株式会社GClue、株式会社メカテック、アクアクルー株式会社、株式会社NTTデータNJK、TIS株式会社、ネットワンシステムズ株式会社、株式会社日本アドシス、福島コンピューターシステム株式会社、株式会社コレオノイド、株式会社クフウシヤ、株式会社天糸瓜ネット合同会社、株式会社ハマ、福島県ハイテクプラザ、国立研究開発法人産業技術総合研究所、公立大学法人会津大学