以下のコマンドを入力し、圧縮ファイルの解凍を行います。
$ unzip 1703-2co_files.zip
unzip:圧縮ファイルを復元する。
以下のコマンドを入力し、EV3用コンポーネントの実行権限の変更を行います。
$ cd EV3Control/build/src
$ chmod 755 EV3ControlComp
cd:カレントディレクトリを変更する。
chmod:ファイルやディレクトリのパーミッションを変更する。
4.EV3用コンポーネントを起動
4.1 EV3のモータの設定を変更
以下のコマンドを実行し、EV3のモータを速度制御できるように設定を変更します。
$ echo on > /sys/class/tacho-motor/motor0/speed_regulation
$ echo on > /sys/class/tacho-motor/motor1/speed_regulation
speed_regulationの中はデフォルトではoffになっているのでonに変更します。
speed_regulationはoffだとコンポーネントが起動して速度が与えられてもモータが動かないので気を付けてください。
4.2 EV3上でネームサーバを起動
ネームサーバはコマンド[rtm-naming]で起動します。
(y/n)を聞かれた場合はyを選択してください。
$ rtm-naming
パスワードを聞かれた場合はmakerを入力してください。
※この時入力されたパスワードは表示されません。さらにカーソルも移動されません。
4.3 EV3上でコンポーネントを起動
コンポーネント起動はEV3ControlCompを実行します。
以下のコマンドで実行します。
$ cd ~/EV3Control/build/src/
$ ./EV3ControlComp